神の草 日本山人参とは
神々の地に宿りし神の草
霧島には高千穂をはじめ、大小二十余の名峰が連なります。 霧島の名の由来は遠望すると、霧の海に浮かぶ島のように見えることによるといいます。雄大な自 然に囲まれ、動植物や野鳥の絶好の生息地として知られる悠久の郷・霧島には、大いなる恵みが 眠っています。
霧島の大地、水、太陽、風などが植物に大きなエネルギーを与え、限られたところだけに「神の草 日本山人参」は自生します。その力を人が手に入れるには、その偉大な恵みに感謝できるかどうかです。
江戸時代から薩摩藩で珍重されてきた、大変希少価値のある有用植物「日本山人参」。当時、この「日本山人参」を栽培することは困難で、自生するものだけを乱獲することなく感謝しながら伝承植物として伝えてきたといいます。薩摩藩が門外不出にしたことにより、その力は現代まで広く知られることがなかったといいます。
「イヌトウキ」と「ヒュウガトウキ」の違いについてですが植物学者の故牧野博士が通称「日本山人参」を学名:アンジェリカ シコキアーナ マキノ 和名:イヌトウキで登録されています。しかし植物標本が残っていません。
近年の日本山人参の歴史は大分県の高木 幸一様(故人)が栽培と販売を始められました。このときは「イヌトウキ」の名前で愛媛大学に研究を依頼し、また臨床実験をしました水野博士も高木 幸一様より「イヌトウキ」の名前の日本山人参の提供をうけて研究をしていました。
植物界には1つの植物に複数の名前があることが多く見受けられます。
自生地や栽培現場では「イヌトウキ」と「ヒュウガトウキ」の区別は全くありません。全く同じ植物と考えるのが正しいと思います。葉の形や切れ込み、株の大きさや株立ちの仕方、種の付け方等の個体差がありますが同じ植物です。
【日本山人参は植物学上は原種】
日本山人参は原種ですので株の草姿や育ち方が1株づつすべて個体差があります。(草姿、葉形、育ち方・・・等が1株づつ違います)
植物学上充分な研究がなされない状態でその個体差から「イヌトウキ」や「ヒュウガトウキ」の別名が発生したと考えられます。
高千穂で自生しています日本山人参、大分県山間部や宮崎県尾鈴山系で自生しています日本山人参、霧島で自生している日本山人参、メイゲンが霧島で栽培しています日本山人参も個体差はありますが同じ植物です。栽培現場や高名な育種の先生の見解も個体差があるが同じ植物と考えています。植物学的に日本山人参を研究した人はなく学問的な答えを出せないのが現実です。
日本山人参は体に良い健康食品とお考え下さい。生産方法で成分の含有が異なりますので正しく生産しているものを選ばれることをおすすめします。
朝鮮人参(ウコギ科)は根部を利用しますが日本山人参(セリ科)は現在では茎葉の部位を利用して います。 当初は「日本山人参」を使った健康食品は根部を使用していましたが平成14年に当時の厚生省が 日本山人参の薬効の高さから根部を「生薬」として登録しました。この時点で根部は「医薬品」として扱われ「健康食品」としては販売ができなくなりました。
この時点、茎葉部の有用成分を調べましたところ根部、茎葉の全草に同程度の有用成分が含まれている発見がありました。現在では茎葉の部位を「健康食品」として提供をしています。